内容
- パキスタンにいる日本人の中学生「日本は終わった」ナマムギと呼ばれる
- 日本の中学生たちが刺激を受けて登校拒否
- ネットで繋がる
- インターネットの技術で大人を上回る(逆探知できないシステムを作ったり)
- 中学生のネットワークで全国の情報を録画できるようになる
- 国内外の会社はそれを買う。中学生にお金が流れる
- 関口:記者。中学生と近い距離にいる
- 由美子:関口の妻。経済に明るい
- 中村くんやポンちゃん:中学生を主導する
- 中学生は銃などの武器を持ち、教師を暴力で黙らせる「学校を変える」
- 少子高齢化
- 教師は大人は頭を使って考えていない
- 大人は不況を言い訳にして、自分のことしか考えていない
- 先輩後輩とかはない
- 人材の国外流出
- ブランドを作ることが大事・ナマムギ通信(ネットコミュニティ)
- 「彼らはまだ14歳」「12歳の少年でもM16なら楽に撃てるし、死ぬ」
- 大人は「本質的にはバカだけど、とりあえずは力を持っている」
- 地方の同好会の演奏などを撮影してCS放送に売る
- 中学生60万人のメンバーリストも金になるが売らない
- 通貨は信用。自分たちで作る
- 週刊誌のような裏の情報も入手。影響力を高めていく
- (そして色々あり・・・)p190あたり~
- (経済の話は難しい・読むのに時間がかかるので飛ばし飛ばし読み)
- 情報網は世界へ
- 情報公開で為替で儲ける
- 北海道で経済圏を作る。自分たちでコントロールできる
感想
- これは2002年に書かれたことだが、全然古くなっていない
- 中高生が大人より勝っている部分はある
- YouTube, Tik Tok, Instagram, SHOWROOM, Abema
- 若者がビュー・ファン・お金を集める環境はある
- 10代だけの会社もある
- 私達30代は、先輩たちと同じ道で勝負せず、若者よりアドのある場所で勝負していこう
- ありうるリアルな近未来の小説、おもしろい
その他
- ちなみにメルカリで300円で購入
- Amazonは送料込みだと300円は越えるようになっているし、状態も低めだと思う
- メルカリなら画像で見れる
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/05/10
- メディア: 文庫
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