「芸術工学(とくにコンピュータを用いたもの)」の人たちの作品を見て、壁を感じた。「このレベルは、すごい!」と思える作品ばかり。彼らはブログやHPで自分がやっていることを発信しているし、質も高い。そして写真やプログラミング、音楽などの趣味を個人個人が持っていて、それも質が高い。情報工学をやってきた私から見ると、彼らの「楽しいものを作る力」と「美へのこだわり」は、すごすぎる。その分野では完全に負けたと思った。でも、全体で負けたと考えてはいけないはず。情報工学を何年もやってきたのだから、それを生かして、「楽しいもの、美しいもの」を作ればいい。壁を感じたなら、階段をのぼっていけばいい。そして、彼らも走り続けているのだから、同じ階段を後からついていくのではなく、別の方向の階段をのぼっていけばいい。