最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス | |
池谷 裕二 おすすめ平均 学問の王道を捜そう 脳の構造から説明しているので、納得感がある。高校生だけに読ませるのには惜しい一冊 うーん・・・・ 学習法としては最も説得力ある良書、ただし他の書との重複が多すぎ 再認識 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
池谷裕二さんの著書は他に「海馬」「進化する脳」を読んできたが、この本が一番薄く、読みやすく、まとまっていると思う。とても良い本だ。以前もこの本については書いたことがあるが、今日は今日で、メモしていこう。
- シナプスの重みづけ(ニューラルネットワーク)
- 一千億の神経細胞
- 短期記憶と長期記憶:RAMとHDD
- 短期記憶:顕在意識
- 長期記憶:潜在意識
- ファーストフード店の赤(食欲促進&満腹だと嫌悪)
- 落ち着き、集中できる緑色
- 大脳皮質:長期記憶
- 海馬:長期記憶に保存するかの「情報の取捨選択」
- 海馬の判断基準「生きていくのに必要か」
- モーツァルト効果
- 脳は覚えるよりも忘れる方が得意
- 海馬を騙す
- 学習とは繰り返しである
- 一番騙しやすい人間は、自分自身
- 忘れる速度は人によって違わない
- チャンク化
- 記憶の詰め込みすぎ→「記憶の干渉」で覚えづらくなる
- 無意識の記憶が暗記を助ける
- 復習効果を出すためには最低3回
- 復習を過密にしても効果がない
- 復習効果は同じ対象にのみ起こる
- 視交差上核:サーカディアンリズム(日周リズム)
- ホルモンの関係から、朝から午前中が記憶力が高い
- (でも「暗記は寝る前」とも言う。。。)
- 夢は記憶の組み合わせ
- 寝ない:海馬に整理させない
- レミニセンス(翌日になったら、できた!)
- (最近で言えばWii Musicのドラムモードかな)
- レム睡眠、ノンレム睡眠の周期:90分
- レムで夢を「見る」
- LTP(長期増強):long term potentiation
- (神経細胞の結びつきが強くなること)
- 好奇心→θ波
- θ波が出ている海馬→少ない回数の刺激でLTPが起こる
- 欲求がないのに学習すると記憶を損なう
- 教育がつけばつくほど好奇心が強くなる
- 扁桃体:感情を生み出す
- 扁桃体は海馬の近くにあって、扁桃体が活動するとLTPが起こりやすい
- 暗記の天才「覚えるのが楽しくてしょうがない」
- 記憶力はストレスにより低下する
- 空腹時に集中できる
- 頭寒足熱
- 扁桃体が活動→「記憶力」「集中力」
- 感動すると、持続できる「情動喚起」
- 私は毎日毎日小刻みな目標を達成するようにしている
- 学習とは「ものごとの関連に気づくこと」
- 記憶とは「失敗」と「繰り返し」
- 特得効果:得意な面を生かして勉強する(得意な問題から解く)
- 神経回路を流れる電流「ナトリウムイオン」(デジタル)
- シナプスを流れる化学物質「アセチルコリンやグルタミン酸」(アナログ)
- 側坐核:モチベーションを生み出す
- 側坐核はまず刺激が必要(何もしないとやる気が出ない)
- 「案ずるより産むが易し」
- 飴=ショ糖=ブドウ糖+果糖
- 失敗したら後悔ではなく反省をしよう
- 集中力ははじめと終わりに高まる(→時間を区切ろう(プレゼンでも))
- まずは得意分野を伸ばそう「学習の転移」
- すべてを得んとするものは、すべてを失うものである
- 想像は知識よりも重要である
- 覚えたことは人に説明してみよう(知識記憶→経験記憶)
- ホムンクルス(手や口を刺激しよう)
- 赤ちゃん「方法記憶」(歩き方)
- 小中学生「知識記憶」(九九)
- 高大学生「経験記憶」(論理立て)
- 天才を作っているのは方法記憶(蓄積→法則)
- 記憶した量には意味がない(どう使うか)
- 「テストは努力した量をハッキリさせてくれるので大好きだ」という少年
- 学習の転移の「べき乗の効果」(人間はべき乗で成長する)
- 朝寝は高価な出費である
- 軽く体を動かしてリフレッシュ
- 頭は疲れない、目が疲れる(暖める、ツボ、ビタミンB,C)