- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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選択肢が多すぎると決められない。重用な指標2つに絞って、マトリクスで考える。例えば女性が結婚相手を探す場合
- 収入が多い・少ない
- 性格が合う・合わない
これで2x2の表で考える。○なら迷わず選んで、三角ならキープ。ここで、△から○へのルートが自分の努力で可能かどうかというところが面白くて、相手の収入はコントロールしづらいが、性格の合う合わないはこちらの気持ちでコントロールできるので、○へのルートが開けている。
企業では売上があって、費用があって、利益がある。そういう上がって下がってを可視化するグラフは、ちきりんは「階段グラフ」と言うし、Wikipediaでは「滝グラフ」と言う。ふと思い出したのは人月で、「うちの会社は1人月○○万円」というのはよく聞いたが、給与の他に保険や建物代などなどあるだろうが、それを可視化してほしかったなぁ。
「そんなところまですぐに思考がいくのすごい」と言う人がいるが、それはその件についてすでに考えていて、今回の会話で出てきたピースをはめ込んですこし発展させただけとのこと。私が付け足すとしたら、考えたら独り言でもいいから言葉にして話すといいということ。就活でも何度も話しているとスラスラになる。思考をショートカットして話せる。逆に人と話していて、「この人、この話題についてスラスラだなぁ。何度も話してきたんだろうなぁ」と思うこともある。
以下はつれずれ頭に浮かんだことのメモ。
- 結婚して何を望む?豊かな生活?子?愛?
- 老人City作れば
- 小さな政府いいね
- Twitterもフィルター
- シューカツ、IR読めば?
- 機能・価格・デザイン
- 新たなフィルター=基準。(Facebookが作っているのは新たなLens)
- 正解を探すなら検索でいい
- 能力≠リーダー
- 階段グラフで分類
- 予測して先に動く
- 知識≠思考
- 解法を知る。発展して、解法を考える
「知識として覚えるだけじゃなくて考えよう」というのがメッセージ。「考える>知る」なのだが、最近はTwitter, Instagram, Facebookなどで「いいね」という「反応」の割合が増えてきていると思う。私の印象では「考える>知る>反応」で、メディアを消費して「いいね」と反応するだけの割合が増えていないかは気をつけたい。
情報を集めて考えたつもりになったり、会議をして仕事をしたつもりになったり、そういう つもり を減らそう
— ぺろーん (@peroon) 2017年11月23日
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