味はバーチャルだ。景色も、音もバーチャルだ。

プリン+醤油→ウニ、その他省略。そのうち味を自由に作れるようになり、本当はまずいものでも美味しく変化させるようになる。「健康になりたいならまずいものを食え」というように、健康にもいいかもしれない。ただ、おいしい段ボールなんて食いたくないので、見た目もバーチャルにする必要がある。段ボールが、専用のメガネ(いつかはコンタクトレンズサイズに)を付けるとステーキに見える。食感も変化させる必要がある。これは物質そのものを変化させるのは大変なので舌のほうに細工をする必要がある。そんなこんなで、味はバーチャルになる。

さらに、景色も音もバーチャルになる。専用のメガネを付けると、不細工な女も美人または2次元の女の子になる。声だって好きな声優さんの声だ。SEXもできる。みんながハッピー、全バーチャル世界。

それをすでに実現しているのが、2次元萌えのオタクと呼ばれる人たちかもしれない。大きな想像力で、バーチャル世界を脳内で実現する。そうか、脳を変えれば周りすべてが変わるのか。