CDMAとは

CDMA(Code Devide Multiple Access)は、多重化の形式(a form of multiplexing)であり、多重接続の方法(a method of multiple access)のことである。



擬似乱数符号(pseudo_random code)を、それぞれの信号に乗算して、1つの周波数を使って送る。受け手側は符号を用いて通信相手のみの信号を得る。(擬似乱数の生成にはカオス理論などを用いる)



大きな部屋に大勢の人がいて、お互い話したいという例を考える。
どうすれば混乱せず会話できるだろうか。
1度に1人しか話さない方法は、time divisionに対応する。
話すピッチを変える方法は、frequency divisionに対応する。
違う方向を用いる方法は、spatial divisionに対応する。
これに対して、CDMAの方法は、それぞれ違う言語を話すことに対応する。
会話にそれぞれ擬似乱数符号を乗算することによって、違う言語で話すことができる。これにより、符号を知っている相手同士だけで通信できる。



技術的には、数学の直行性(orthogonal)を用いている。
1111を送信者aさん、
1100を送信者bさん、
1001を送信者cさん、
1010を送信者dさんとする。
符号v1=(1,-1)をaさんに適用すると、
[(1,-1),(1,-1),(1,-1),(1,-1)]、
符号v2=(0, 1)をbさんに適用すると、
[(0, 1),(0, 1),(1, 0),(1, 0)]となる。
このベクトルのベクトルを、transmitted vectorとする。



。。。腹痛がやってきた。あとは英語のWikipediaを読んでくれ。
参考:http://en.wikipedia.org/wiki/CDMA



追記:送信用の直行ベクトルを1111,11-1-1,1-1-11,1-11-1で用意して、A〜Dさんのメッセージを00001,01001,00100,10111で多重化送信後、元に戻すせることを具体例で体感した。感激。

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