
- 作者:天野 千尋
- 発売日: 2020/12/04
- メディア: 文庫
- 昔「さっさと引っ越し!」オバサンがいましたね
- 隣どうしに住むことになった書き手の私と騒音おばさんの若田のバトルの映画
- 最後には感動の結末が!?ということで読んだ
以下はネタバレ
感想
- 200pなのですぐ読めた
- 直哉(若者)と若田(騒音おばさん)のパートでは言葉遣いを変化させていた(ら抜き言葉など)
- 評価はまぁまぁ
- YouTube, バズる、メルカリ、誹謗中傷など、今を切り取ろうというのは分かるが、それぞれが浅い
違和感
- 向こう側でカメラのFlashが光った。撮られた!というのがあったが、夜でもなければFlash使わない
- やじうまとして若者が集っていたが、若者はオバサン同士の喧嘩をわざわざ出向いてまで見に行かない
- 茂夫が飛び降りるが、安易に飛び降りと無事で刺激的にしようとしている
- YouTubeにて、300万再生いかないと思う
- ちょっとバズった時に「収益化すれば?」とあったが収益化には条件がある
- ビデオカメラからタブレットにデータを送信しておいた場面。Bluetoothを使ったのだろうか?でも現在の動画サイズを送ろうとすると数時間かかる
- 若田のきゅうり配りで「こんどやったらクビ」というのがあるが、そんな簡単にクビって言わない。もし以前から問題行動が続いていたのもあっての発言なら、その描写も必要
その他
- 映画が先にあって、それを文字化したのだろうから、映画なら細かい描写で違和感なく作られているのかもしれない