太陽電池が向く3つの方向

ガイアの夜明け太陽電池特集を見て思ったこと。
心。
太陽電池は心にイイ。
天気がいい日は発電も多くなり今日もがんばろうと思える。
一方、天気が悪い日は「発電量も少ないし俺もサボろう」
なんては思わない。
心をプラスに持っていく力が太陽電池にはある。
太陽電池に愛着がわくほど、太陽がサンサンとする日には
たくさん発電しているイメージが湧いてきて、
自分が太陽の光を浴びている気になる。
心の健康にとてもよい。
プラスにはなれどマイナスにはならない。
…高い値段で太陽電池買って生活がキチキチになっちゃうのは例外。
教育。
太陽電池は教育にいい。
子供が学校から帰るなり今日どれだけ発電したかを見て
「予想以上に発電してるな」
とか、
電気を売ったお金が通帳に記入されているのを見て
「これが太陽電池が作った分のお金なんだ」
となる。
大人への教育にもなる。
電気がどれだけ発電されているかわかるし、
電気をどれだけ使っているかも分かるから節約する。
発電量を増やして電力会社に売りたいから節約する気になる。
どれだけ使っているかが見えるから電気を意識することができる。
「見える化」である。
山。
中国の電気が通らない村に太陽電池を設置する計画がある。
山のほうが雲が少ない分太陽光を強く受けられるので
太陽電池は山に向いている。
他にもモンゴルでは持ち運びしやすいことが太陽電池のメリットだ。
太陽電池の柔軟性を生かすには山に設置するのがいい。
…他にも環境アピールとしての太陽電池の使い方があった。
コスト回収は難しいが環境意識を伝えることのブランドやイメージアップ
のためにも太陽電池が使われる。
これは風力発電でも可能。
太陽電池を250万〜350万で導入すれば1ヶ月2万5千円節約できる。
10年で回収する予定だ。
…でもこれには利子とか考えてないだろうからねー。
ちょっと考えてみよう。
国債に350万使ったとして、よくわからないけど1%利子とたら、
複利は無視しても35万増える。
とするとあと2年くらいは延長して考える必要がある。
つまり12年くらいで回収できる。
でも12年後なんて考えたくないしどうなるかもわからない。
太陽電池が超安い可能性も大だ。
コストから太陽電池を導入するのではない。
心、教育、山のために太陽電池を導入する。
太陽電池が向く方向は太陽だけではなかったのだ。


追記:夜に衛星から地球を見るとどこが電気を使っているのか分かる。
インドの右真ん中が明るかったのでここがバンガロールかと思って調べた。
ビシャカパトナムvishakhapatnamであってバンガロールではなかった。
バンガロールはインド中心から少し下あたりだった。
日本は光りすぎてた。
裕福度と光は比例すると思っていたがそうではないようだ。
バンガロールはあまり光っていない。
光の量だから住んでる人間の量と繁華街の明かりが光って見えるのだろう。
地球からの衛星写真でどれだけ電気を使っているかを見ることがあるが、
どれだけ電気を使っているかではなくてどれだけ明かりをつかっているか
だということを再確認した。見えているものは本物ではなく、
見えないところを見なければ心の目で。