テレビでチラッと見たのだが、高飛びは飛ぶものではない。
飛ぶと言うより、地面から跳ね返るものだ。
世界一(?)の人の飛び方をスローモーションで見たが、全然踏み切っている感じがしない。
なぜだろう?と思ったら答えが返ってきた。
踏み切る時に体全体を棒のようにまっすぐにして、地面に斜めに突き刺さるように着地する。
すると地面から跳ね返った力が体を上に運ぶ。
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棒を斜めに地面に向かって投げると、棒は上に跳ね返る。
この力を利用するのが高飛び。
足首の瞬発力と、胸で回転するスポーツだと思っていたが、地面からの跳ね返りの力を利用するのがこのスポーツの本質のようだ。
鍛えるべきは足首の瞬発力ではなくて、斜めに突き刺さる衝撃に耐えうる足首だ。
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見た目と現実は違うものだ。