VR動画を作ってYouTubeにUPするとき、これはVR動画ですよというメタデータを入れる必要があり、そのためのGUIツールが用意されているが、手作業はできるだけ避けたい。Pythonスクリプトも提供されている。
これの使い方は、https://github.com/google/spatial-media/をローカルに落として、そこに変換したいmp4も置き、コマンドプロンプトから以下を打ち込むといい。
python spatialmedia -i --stereo none VR_Sequence_360.mp4 injected.mp4
- 入力 VR_Sequence_360.mp4
- 出力 injected.mp4
オプション
- none
- top-bottom
- left-right
noneの場合は左右の目に同じ映像を流すので2048x1024などのサイズになる。2眼に視差をつけたい場合は2048x1024を上下につなげた2048x2048の動画にtop-bottomのメタデータを入れてUPすることになる。YouTube的には2048x1024の形式をおすすめしている。VR機器やCardboardで見る人よりも、スマホやブラウザでドラッグして見る人のほうが多く、それで十分と考えているのではなかろうか。
YouTube側の処理時間
昔試した時は処理が完了しても360度化(ドラッグ可能)になるまでは時間差があった。今回はテスト用に3秒の動画をUPしたら(短いから当然だが)処理完了後すぐにドラッグ可能となった。