内容
- 出版 2015/11/01
- 西田宗千佳
- 6500万ユーザ
- アメリカのプライムタイムの1/3のトラフィックを占める
- イッキ見
- ライフスタイルの変化
- 時間の利用方法の変化
- VOD: video on demand
- サブスクリプション型VOD: SVOD
- コンテンツの消費スタイルの変化
- Netflixを無視したテレビづくりはありえない
- テレビリモコンの中のNetflixボタン
- アメリカの世帯普及率35%
- アメリカのテレビの70-80%はネットにつながっている
- でかい画面に4Kコンテンツ
- 創業者:マーク・ランドルフ、リード・ヘイスティング
- 技術によって自由を広げる
- 1ヶ月7.99ドル
- 元々は宅配レンタル。2007年からPC向けのネット配信を追加
- ゲーム機用の視聴アプリ
- 一時は60-70%がゲーム機からの視聴
- マルチデバイス戦略。さっき見ていた所から
- 画質設定は自動で決まる
- インフラはAWS
- 2012年、オリジナルコンテンツ戦略。ハウス・オブ・カードのヒット
- 2016年、オリジナルコンテンツに6000億円かける
- 長く楽しんでもらえる映画・ドラマ・ドキュメンタリーに注力。スポーツなどは「その時」が大事なので違う
- Amazonもオリジナルコンテンツを作り出す
- アメリカの6割がケーブルテレビに加入
- Netflixに切り替える人々「ケーブルカッター」
- 放送を置き換えようとはしていない。ニュース・スポーツ・バラエティは放送のほうが向いている
- 日本ではdTVの会員が多い。後にdビデオに
- 日本にはまだ海外ドラマファンは少ない
- 日本テレビとHulu。フジテレビとNetflix
- ドラマやバラエティより先に、アニメが配信が当たり前に。理由は権利関係が楽だった
- 妖怪ウォッチ。テレビやタブレットに子守をさせる
- 日本のTVer. 見逃し配信
- 暇な時のメディアはテレビからスマホへ
- ラジオは 2010/12 radikoスタート。現在は月間UU 1000万人
- 日本の見逃し配信の始まりは2002年の「機動戦士ガンダムSEED」から
- バンダイビジュアル傘下のサンライズ
- 日本のドラマはテレビ配信の契約しかしておらず、その他はその時考える方式。だから大変
- Binge Watching: イッキ見
- 自分のペースで見れることが重要
- 音楽もサブスクリプション
- 音楽と映像は、何度も消費されるかの違いがある
- スマホの画面はレンタルショップより小さい。リコメンドが重要になる
- Torneはジャンルによるリコメンドを試したが面白くなかったのでボツにした。100ジャンルに対してサンプル数が少なすぎた
- Netflixでは各映像に細かいメタデータを付与してリコメンドに使っている
- 視聴という行動を「好き」とする。行動は嘘をつかない
- テレビドラマ1話の制作費は視聴率、広告費から3000-5000万と決まる
- イギリス版「ハウス・オブ・カード」ドラマをアメリカ版にリメイク。イギリス版ハウス・オブ・カード視聴者のが好む監督・主演をアメリカ版にも採用した(データ解析による市場分析)
- データは半分。もう半分は人
- Netflixはテレビ・映画より検閲がゆるい
- ドラマもCMや時間に縛られないので作り方が自由になる
- 映画と違って長期的な収益判断ができる
- 映画の前にドラマを一挙配信。「勇者ヨシヒコ」
- ヘイスティング「日本のブロードバンドの1/3に普及するのが目標」
読んで思ったこと
ゲームもサブスクリプションになるかもね。家もサブスクリプションになるかもね。家が国内外に分布していて、サブスクリプトしていたら面倒な契約なしに移り住める。家族構成の変化によってプランを変更して小さくて安いプランにしたり。
日本向けオリジナルコンテンツについては「テラスハウス」「あいのり」など。過去の人気シリーズの復活であり、ビッグデータからのコンテンツ制作という段階にはまだ入っていない。
収益をオリジナルコンテンツ作成に使うことで税金を減らし、コンテンツ取得費を下げつつ、各コンテンツを長期的に収益化する。時間を味方につけている。
2023/01/06 追記:サブスク
- ゲームのサブスク xbox gamepassなど
- 家のサブスク addressなど