まずは行った人の動画を見てほしい。すごくよくできている。
インターンシップに行った人たちの記事をたくさん読んでみた。アメリカの各州に企画学生1人、エンジニア学生1人を送り込んで、現状を知ってメルカリをアメリカで広げるにはどうするかを提案するという内容。宿代はAirbnbで抑えているとはいえ、1人35万として100人で3500万と試算されていた。アポや移動、調査方法など全て学生側に任されている。
向こうではいらなくなった家具などはFacebookグループで近くの地域や同じ大学の人に安く譲る。家電ならAmazonで売る。買い物は主にAmazon。安く買えそうならeBay、オリジナルなものが欲しいならEtsy。letgoなどの競合アプリが広がっているからメルカリが広がらないと思っていたがそうではなく、FacebookとAmazonで事足りているようだ。
学生が事前準備や行った先でインタビューする相手を探す方法としてFacebook, Linkedin, Tinderを使っていた。出会い系アプリであるTinderで近くの人を探してインタビューするという使い方は、なるほどーと思った。あと日本で100均で買ったお土産を運転手やAirbnbホストなどにあげている人がいて、それもいいなと思った。どちらもマネしたい。
今回のインターンシップ、メルカリとしてもいろいろなレポートが集められるし、学生としてもリアルな体験ができてWINWINとなっている。ゲーム会社やキュレーション会社も学生アルバイトを有効利用している例もあるので、学生とWINWINな形で協力できる企業が生き残っていくのではないか。
レポートの形式は、メルカリに提出した人、メルカリで発表した人、ブログにも書く人、動画にする人など、この形式の多様性もおもしろい。とくに動画でレポート(VLOG)するというのが1番見やすくて情報量も多い印象を受けて、それは映像と声が同時に入ってくるからで、人間は映像と声のどちらに集中すべきかを本能で分かるし、かつ映像と声で情報を補い合うこともできるからだろう。動画を作れるというスキルは、これから役に立つだろう。