ジャンプを何冊売れば500円の利益?

500円を稼ぐのにジャンプコミックスを約130冊売らなければならない

だそうです。本屋大丈夫?って思ったので、本屋の利益率を調べてみると売上高経常利益率が1〜2%のようだ。1000円の本を売って20円の利益。それは店員への給料などを払った後に残る利益だし、本屋は本を返品できるから、それでもやっていけている。

しかし本の原価率が高いから、万引きに弱い。苦しくなって、結婚相談所などの広告を買った本の袋に挿入したりしてしのぐけれど、やっぱりダメでどんどん本屋が潰れていく現状。だから「いよいよ本格的にヤバイぞ!」っていうことで「本屋に入場料を」という意見が出てきたのだろう。

私は、本を読むソファーと机があって、コーヒーも飲めるのならば、1日で500円を払ってもいい。無料会員と有料会員のどちらも本屋を利用できて、有料会員はソファー&机&コーヒーのあるスペースでゆったりと本を読むことができる。勉強もすることができて、もはや「空間と本を貸す」場所になる。そういう場所って、すでにあって、六本木ヒルズの上の方には「有料会員用読書スペース」があったはず。そこと違うのは「本屋には同じ本が何冊もある」ことだと思っている。図書館と違って本屋では「貸し出し中で読めません」ということがないし、本も新しい。

でも本を貸すことで利益を出したら、返品がしにくくなるのだろう。出版社が本を発送して、本屋が本を貸して利益を得て、でも売れなかったから最後には出版社に返品ということができてしまうからだ。何かいい本屋の復活案はないでしょうか。私は本屋が好きなので、もっと気持ちの良い空間になってくれることを期待している。

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六本木ライブラリー(入会金:10,500円 会費:月払 9,450円)

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