映画「火垂るの墓」をざっと見た

火垂るの墓 [DVD]

火垂るの墓 [DVD]

TVでよく再放送されていて見るものの、後半に行くまでに寝落ちしてしまうことが多かったように思うこの映画を、後半から(退屈なところはスキップしながら)見た。壕に2人で住み始めたあたりから。昔の記憶では、「疎開先のおばさんがいやな人。2人の子が死んでかわいそう」そんな印象だったと思うが、今見るとだいぶ違う。

おばさん

甘やかされて育った子供がすることもせず家でゴロゴロしてたら厳しくするのも当然。

節子が弱ってるのに何も掛けないの?

そういうとこやで清太。

貯金がたくさんあったらしい

現在価値で一千万ほどの貯金があったそうだが配給の時代では買えなかったそう。お金も幻想。だけど使える場所もあったはずで、持っていても使い方が間違っているとダメ。

トマトを盗み食い

「死ぬよりまし」今もそう思うが、それは許されないと思う人もいるだろう。見る人によって違う見方ができる映画っていいかもしれない。

14歳の若者を死なす?

駅で最終的に死ぬが、衰弱を救えば相当な労働力になると思うが、そういう手を差し伸べる人はいなかったのかな?

全体主義と個人主義

みんなで協力すべき時に、いやなことがあって逃げた2人。力がないのにそういう勝手な行動をするとバッドエンドになる。

頼る力

「働くので飯だけください」こうやって大人を頼ってもよかったのでは。プライドが邪魔をしたのだろうか。

最後に

「日本終わった」そう言われる最近だが、戦争よりだいぶ恵まれている。