信号待ちの視点

信号待ちの時に限らず、
身の回りの物を、
「描く気になって観察してみる」
と、すぐ待ち時間は過ぎる。
と、今日やってみて思った。


それと同時に、
私は詳しく観察していなかったことにも気づいた。
何か絵を描こうとしたときに、
細部まで浮かんでこないのはその影響もあるはずだ。
なんとなくこんな形というのはわかっても、
それから深く書き込むことができない。
ちゃんとした観察をすれば、
すこしずつ細部の情報が蓄積されていくはず。


ついでに今日は雨だったので、
「雨の日の風景をどう描くか」
なんて思いながら原付を走らせた。
そう考えると
「雨の日は雨の日にしか見えないものがある」
って思えて、雨がイヤではなくなる。


原付で移動中は観察をひかえめにするにしても、
信号待ちのときくらいは、
「描くレベル」
で観察してみてはどうだろう。