libarvideo.dll

Vista, VisualC++2008の環境でもartoolkitを動かすことができました。libarvideo.dllがないと言われる問題の解決策は、下の解決法3で解決できました。

問題2: libARvideo.dll, libARcideod.dll, DSVL.dll, DSVLd.dll が見つからない ↑

順番としてはこちらの問題の方が問題1よりも先に発生します。アプリケーションの作成方法と作成場所によってはアプリケーション開始時にこの問題が発生します。

* 解決法1: ARToolKit?を導入した場所のexampleフォルダ内でプロジェクトを作成します。
o 一番確実ですがProgram Filesフォルダ内で作業することになるので面倒です。
* 解決法2: ARToolKit?を導入した場所とは別の場所にサンプルプログラムをコピーしてプロジェクトを編集する場合はこれら4つのDLLをプロジェクトフォルダの2階層上のbinフォルダにコピーします。つまり

プロジェクトフォルダが
"C:\Documents and Settings\user\My Documents\Visual Studio 2008\Projects\simple"
だった場合、DLLを入れるフォルダは
"C:\Documents and Settings\user\My Documents\Visual Studio 2008\bin"
となります。

* 確実性は低いですが、この方法を使えばexampleフォルダから離したところでも作業ができるのでわかりやすくなります。

* 解決法3(2008/08/29追加): 解決法2より、出力ファイルなどの構成プロパティを変更。

プロジェクトのプロパティから、「リンカ」→「全般」とたどり、出力ファイルの欄を
Debug構成なら
$(ProjectDir)\bin\$(ProjectName)d.exe
Release構成なら
$(ProjectDir)\bin\$(ProjectName).exe
に変更。プロジェクトのあるフォルダの中にbinフォルダを作るので、解決法2より管理がしやすくなります。
そして、このフォルダの中にDLLを入れておけばよいです。