「人工知能VS人間」の絶望と希望

人工知能が人間に近づいてくることで、絶望と希望が発生する。

絶望は、人工知能CAPTCHA破りという形でやってくる。CAPTCHAとは、ブログにコメントするときやアカウントを作成するときに「人間かどうかを確かめる」ために使われる。歪んだ文字を見せて、正しく入力できたら人間だと判断する。文字CAPTCHAは最近の人工知能では簡単に突破できる。そこで画像CAPTCHAが作られたのだが、これも最近の人工知能の手法で破られている。絶望だ。

希望は、レフト4デッドというゲームの形でやってくる。Amazonのゲーム紹介文によると『<同じ道筋はない>「Director AI」と名付けられた先進の人工知能機能が搭載されており、プレイヤー達の行動や行動統計ををつぶさにモニターし、感染者の数や強敵の出現頻度などを自在に調整することで難度を変化させていく。このシステムによってプレイヤーは何度でもこのゲームを楽しむことができる。』ということだ。ゲームのAIは進化している。コンピュータと対戦しているとこちらのクセが見破られていって「くっ、あのコンボはもう通用しない!」とか「ほほー、今回はこのような手できましたか」という「新しい楽しみ」が生まれる。希望だ。