人間の能力までも引き上げる「プラシーボ効果」

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今日はTOEICを受けてきた。

ここ福岡は晴れ。「俺の800点越えを祝ってくれるかのような天気だなぁ」と思いながら、近くの地下鉄駅まで自転車をこぐ。私はTOEICで800点を取ることが目標だ。数年前810点を取ったが、期限が切れてしまい、さらに最近は800点に届かないので、まずは800点を取ることが目標だ。自転車をこいでいると、速度制限40kmの標識。「20倍で、800点か。まるで俺の800点を保証してくれるかのようだ」と思いながら自転車をこぐ。売店でコーヒー、水、栄養剤、チョコレートを買う。大学受験前の模試や、受験本番では、コーヒーと栄養剤を直前に飲むことが願掛けだった。自分の能力が最大限に発揮されると信じながら飲んでいたものだ。最近はその機会もなかったが、久しぶりにコーヒー&栄養剤のコンボをやってみようと、ふと思ったので購入した。

地下鉄の椅子に座って電車を待つ。さっき購入した袋を床に置くと、購入した商品が見える。左から、コーヒーの缶、ペットボトルの水、栄養剤と並んでいる。コーヒーの缶を上から見ると、缶を開ける部分が8に見える。ペットボトルと栄養剤は上から見ると0に見える。「800ではないか。もう800点は確定だな」と思う。

そして本番。800点は取れた感触がある。今回は途中でトイレに行く人も見える範囲ではおらず、監視員もウロウロしない、快適な試験環境だった。以前は誰かがトイレに行くと、われもわれもと皆トイレに行って、ドアの開閉がガラガラと鳴り、勘弁してほしかった。今回は誰もトイレに行かないから、誰も行かない結果となった。こういうとき、日本人は空気を読むので、いい。

ということで800点は取れたはず。次回は1月なので、2月に結果がくると考えるとラストチャンスだろう(就職活動的な意味で)。今回、リスニングのコツをつかんだので、次回までに磨きあげておく。リーディングは最後の1セット、5問分に手が付けられず、ランダム塗りをする結果になってしまったので、スピードアップもしておく。自然と時間が足りなくなったので、「今回は丁寧に読めたかもしれない」とも考えられる。1ヶ月後の結果が楽しみだ。

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そういえば、今日は試験が終わるとJRの駅まで走った。混むのは目に見えているから、走ってみた。それでもすでに混んでいて、電車にTOEIC受験者がギュウギュウに乗り込んで、なんとか私ももぐりこむことができた。たぶん私の2m後の人は乗れなかったはず。まさにギリギリ。前回はTOEIC受験者の軍団が帰るまで、受験場で本を読んで時間を過ごした。それと比較するためにも今回は「すぐ帰る」作戦を実行したのだが、私には「込み込み電車」は合わないことがわかった。30分本を読んで待った方が、気持ちよく帰ることができることがわかった。「痛勤電車」「満員電車」なんて、絶対イヤ!会社員になったら、朝早く起きてでも、混む時間を避けるか、または、自転車を使うんだろうな。