あなたの生産性を上げる33の方法

就職活動の面接で、「あなたは動いてから考える人ですか?考えてから動く人ですか?」と聞かれ、論理的な人が求められていると考えた私は「考えてから動きます。考えることで無駄な動きをなくすことができるし、考えたことは次の行動にも活かせるからです」と答えた。集団面接だったので他の人の意見も聞けた。文系の女性は、「私は半分行動し、半分考えて行動します。行動する中で新たな発見をし、そしてまた考えていきます」と答えていた。なるほど、いい回答だ。


経験則(heuristics)は問題を解決するときに役に立つ。最適な方法でなくても、まず動いてみることが必要だ。動く中で新たな発見をし、また動いていく。それで問題は解決するものだ。逆に、全体を把握してから動くというのは難しい。全てがつながり、巨大化する社会では、全体が把握できない。だからまず動くことが必要だ。ここからは、経験則から得られた「生産性を上げる方法」を紹介する。

  • Nuke it!やる必要のないものはやらない。
  • Daily goals.ゴールがあいまいなら今日のゴールだけははっきりさせる。
  • Worst first.いやな仕事は朝にかたずける。
  • Peak times.気分が乗ってくる時間帯に重要な仕事を割り当てる。
  • No-comm zones.集中時間、集中場所を作り、邪魔を排除する。
  • Mini-milestones.仕事を細切れにしてかたずける。
  • Timeboxing.取り組む期間を決める。
  • Batching.似ている仕事は一気に処理する。
  • Early bird.朝5時に起きて朝8時までに重要な仕事を終える。
  • Cone of silence.ネットのない静かな図書館や公園で仕事をする。
  • Tempo.歩く速さ、帰る早さなど、テンポを上げていく。
  • Relaxify.整頓してリラックスする。
  • Agendas.会議の議題は印刷して共有し、焦点を定める。
  • Pareto.パレートの法則にしたがい、重要な20%の仕事に注力する。
  • Ready-fire-aim.ゴールを決めたらまず動く。
  • Minuteman.1分で決めて、まず動く。
  • Deadline.締切を決めて、それにつながる線路を敷く。
  • Promise.他人に目標を宣言し、他人を巻き込む。
  • Punctuality.時間には遅れない。
  • Gap reading.空き時間に読むものを用意しておく。
  • Resonance.目標を達成した自分を現実的に想像する。
  • Glittering prizes.自分へのご褒美を頻繁に与える。
  • Quad 2.締切が迫っているものより、重要なものに注力する。
  • Continuum.明日の仕事の資料を準備してから帰る。
  • Slice and dice.仕事を細切れにして、することを明確にする。
  • Single-handling.1つの仕事に集中し、他は後回しにする。
  • Randomize.大きな仕事の一部をランダムに選んでかたずけてみる。
  • Insanely bad.無理やりに完璧な仕事をしない。
  • 30 days.30日だけやってみる。
  • Delegate.他人を信じ、他人に任せる。
  • Cross-pollination.仕事以外の交流の場を持つ。
  • Intuition.腹から上がってくる直感に従う。
  • Optimization.自分の行動を記録し、最適化する。


from:http://www.stevepavlina.com/blog/2007/05/33-rules-to-boost-your-productivity/