「週に5日、30分心拍数を上げる運動をすべきです」医者からこう言われた患者は、大きな変化に恐怖し、逃避してしまう。言うべきだったのは「1分だけ、テレビの前で足踏みをしてください」。これなら小さな変化なので怖くないし、それを終えたときにもう少しやってみようと思えたりもする。Small Step. 大きな変化は小さな変化の積み重ねで起こる。
「失敗しないなら、何がしたい?」私なら、旅行に行く、飲食店に入る、人に話しかける等。
Mind Sculpture. 頭の中でリハーサルすることはハードルが低い。けれど実際に行ったのと同じ効果がある。
小さな問題を見逃さない。割れ窓理論、ヒヤリハット。
3つの褒める。「行動」「性格」「外見」
小さなご褒美。「チョコ」「ありがとう」「時間」
自分に厳しくあるのは正しいとは言えない。脳が闘争から逃走する。
最小手段、最大効果。
私も日々の生活で、すぐ終えられることはその場で終えることにしている。そうしないと何度も気になってしまうし、何度も「今はやらない」という決断力を消費してしまう。毎日やっておきたいこと、例えば「英単語を1ページ覚える」だと、これは大きすぎる。もっとSmall Stepに分解すると「1ワードだけ覚える」これでいい。最小単位で考えるのがいいのかもしれない。
- 作者: ロバート・マウラー,本田直之,中西真雄美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/05
- メディア: 単行本
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