1枚300円のステーキ肉(広告の品)を買ってみたら後悔した

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画像はイメージ。でも大体同じ。この固そうな脂肪。

数年前も買ったはずなのに、なぜまたトライしてしまったのだろう・・・。牛というものは豚や鳥よりも飼うためのコストがかかるものであり、豚の3倍コストがかかる。だから豚と同じ美味しさの肉を求めるなら3倍の値段がかかるのが当然。しかし今日はエイプリルフールセール、広告の品でステーキ肉が1枚300円で売られていた。「実験だ」と思い買ってみて、先ほど牛丼の味付けで似てみた。黒いアクが出たのは見逃すとして、見るからに固そう。火が通ったので少しかじってみる。「・・・これは肉であるという以外の価値がない」。赤くて肉である、ただそれだけで美味しさは1ミリもない。これを全部食べたくないし、体調が悪くなりそうだったので数ミリかじって捨てた。300円を無駄にした。豚肉の生姜焼き肉もたまに安く売られていることがあるが、火を通したらすごく白くなってマズくなるものがある。食べられる値段の肉にはどれくらいのコストを掛けるべきかの分岐点は分かってきているつもりだったし、その基準から見れば今回のステーキ肉も明らかに危険、しかし広告の品が本当にお得なこともあるので、チャレンジしてみた。

広告の品とデカデカと表記されていて、私の他にも2人の主婦がパックを吟味していた。彼らも「今日はステーキにしようかしら」と買って後悔したのだろうか。他の広告の品は通常時の値段と比較したので明らかに得なのだが、この肉で損をしてプラマイゼロといった感じ。「安いステーキ肉」について調べてみたらこんな言葉があった。

しかし経験上、グラム2000円の肉に500円の肉は絶対に勝てないです。何をしようとも

ほんとその通りで、肉のうまさは値段に比例する。しかも今回の肉は100gで100円くらい。安い肉は食べないほうがまし。自分は調理で「なんとか食えるレベル」まで引き上げる腕を持っているわけでもないので、肉を美味しく食べるには高い肉を買うという選択肢しかないし、引用によればそれが正しい。もう安い肉にトライはしない。