現場直伝! cocos2d-xゲーム開発実践セミナーブック 書評とメモ

予約していたのが今日届いたので早速読んでいる。

現場直伝! cocos2d-xゲーム開発実践セミナーブック

現場直伝! cocos2d-xゲーム開発実践セミナーブック

  • 作者: 清水友晶,有賀之和,桜庭洋之,堅田瞬,尾崎慎一,深野真人,杉山浩,小林伸隆,木内智史
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2014/07/26
  • メディア: Kindle版
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  • タワーオブスペルズ 英単語=スペル=魔法
  • 日本を狙うならiOS, 世界を狙うならAndroid
  • ゲームにも旬がある
  • ヘルプなど柔軟に変更したい部分はアプリ内ブラウザで作る
  • cocos2d-xは中国発
  • C++, Lua, JS
  • Xcode / Eclipseで書く
  • CocoStudio (UIエディタ)
  • Tiled(マップエディタ)
  • 250人がcocos2d-x開発に参加
  • cocosコマンド
  • クロスプラットフォーム開発 日本30% 海外85%
  • iOSの審査待ちの時間にAndroid対応
  • カジュアルゲーム
  • テクスチャアトラス(zwoptex) 両プラットフォーム対応のためには2048x2048px以下
  • CCFadeIn(Tween系)
  • コードの具体例
  • URLスキームで当該アプリがインストールされているかチェック
  • 一括描画CCSpriteBatchNode(同位置のテクスチャ内の画像ならドローコール1回)
  • LINE風UIのゲーム。アカウント一覧表示の中に広告を入れる(まぎらわしいけど、無視すればゲームの世界を壊さない)
  • アプリ内にデータをsqliteで保存
  • Goodia 週2, 3本を作成 1ゲーム1エンジニア
  • 開発基盤により、クオリティを安定させ、ユーザからの信頼を得る
  • GoodiaのサンプルコードはSinとか基礎的なものなのでスキップ
  • p152からブレイブフロンティアの事例
  • アクセス負荷のためにサーバメンテ1週間
  • Facebookページ。台湾での攻略本発売
  • 開発期間は14ヶ月。納得いくまで作り直した
  • 最初はクライアントとサーバにエンジニア1人ずつ
  • CoronaはビルドがCoronaサーバで行われるのが欠点
  • ここはOSごとに対応した(cocos2.0.3)→ムービー再生、Webview、課金、ファイルIO、ユーザ認証(keychain)
  • cocosはバージョン互換がなく、ブレイブフロンティアはバージョンを上げていない
  • ParticleDesigner(有料/無料)
  • Super Animation Converter(swfをcocosで使える形式に変換)(cocos3系には非対応)
  • EDGE2(ドット絵)
  • 低スペック端末のために演出OFF機能
  • 通信定義書。PHPサーバとJSONをやりとり。アクションごとに暗号キー p178
  • クローズドなUnity, オープンなCocos
  • アクションとイージング
  • アニメーションGIFが非対応なのでImageMagickで連番PNGにし、連結する
  • 重なったタッチ領域の一番上だけを反応させたいときはsetSwallowTouches p195
  • HTTPで画像を取得して、次回からはキャッシュを使う
  • 変数の保存(プリファレンス(key value)、ValueMap、SQLite(libsqlite3.dylib)、外部DB)
  • sqliteの中身を確認するツールLita
  • 物理エンジンbox2d, chipmunk
  • ボーンアニメーションSpine(有料/無料)
  • プログラムからボーン操作
  • アニメーションからのイベント通知
  • 動画再生(自前実装、VideoPlayer、Webview、CRIWARE(有料))
  • Lua(plainテキストで同梱されるので改変可能) p257
  • C++, Luaの連携
  • 難読化LuaJIT
  • Travis CI, TDD, XCTest, Makefileにより、GithubにPushすると自動テストが走る

Cocosの全体がわかった。今回読み飛ばしたコードの詳細は、実際に作るときに参照できそう。粒度が小さくされているし、サンプルコードはDLできる。Cocosで作っていく人なら買って良い本。