「画素数の競争はもはや過去」:富士フイルムの新しいCCDとは
デジタルカメラは今まで画素数で勝負してきた。しかし、画素数を増やすほど1画素あたりの光量が少なくなるという問題がある。それゆえに、画素数競争が終わるのは予想されていた。そこで出てきたアイデアが、同じ色を扱う画素を隣り合わせるというものだ。
これにより、2つの画素を1つの画素として扱うことができるため、事実上、感度が2倍になる
連続した同じ色の画素が2つに分かれ、一方のセットが高感度、もう一方が低感度を担当する
画素数を維持したまま、光量を得るための工夫である。このように、数字の競争に参加するときは、天井があることを意識して、天井に当たりそうになったら横にスーッと流れる準備をしておくべきだ。