『ONE OUTS』(ワンナウツ)

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ここ3日くらいはワンナウツを見ていた。「賭け野球マンガ」と私は呼んでいる。作者は「ライアーゲーム」を書いた「甲斐谷忍(かいたにしのぶ)」。心の読み合いが要素になっている。12話まで見た。13話は「 封印された足 」2009/1/6 放送予定。13話で終わるのかな?終わらないのかな?

作者は単行本第2巻において、この作品はあらゆる野球漫画のアンチテーゼとして作られたと述べている。その根拠として「主人公のピッチャーが豪速球を投げない」「努力と根性が必ずしも勝利に結びつくとは限らない」「主人公が悪党である」の三点を挙げているが、他にも、主に駆け引きや頭脳戦によって試合が展開されていったり。。。

今までの野球マンガとは違う。主人公はピッチャーで、ピッチャーの球速は遅い。ピッチャーは努力しない。ピッチャーは口も態度も悪い。それでも、頭を使えば勝てる。

「頭を使えば勝てる」というメッセージは、「小さい頃からテニスを習ってないから勝てないよ。。。」「俺なんて、頭悪いし。。。」のように思い込んで考えることをやめてしまう人に、もう一度考えるキッカケを与えてくれるのかもしれない。