ゲームクリエイターのたまごたち

「新しいゲームを提案してみてよ!」っていう趣旨のイベントがあって、その動画を今日は見た。「センス・オブ・ワンダー ナイト 2008(SOWN2008)」っていうイベントで、ゲームっぽくない作品の方が、希望があるっていうか、見ていて楽しかった。

真っ白な世界に黒いインク玉を投げると、世界が見えてくる「見えないものが、みえてくる!」っていうテーマの作品が面白かった。他に、人工知能の「群知能」を用いた作品も面白い。「これからは人工知能だ!」って思えた。今まのゲームで「コンピュータはバカだ」っていう印象が付いてしまっていると思う。例えばGrand Theft Auto IVでも警察はバカだ。犯罪を犯して車で逃げていると、警察がパトカーで体当たりしてくるが、かわしやすい。現実ではそんなによけられるものではないだろうし、横付けして壁に押さえつけたりもするだろう。ゲームだから、あえてバカに作っているのかもしれないが、「本物の人間のように賢い」敵が出てきてもいいはずだ。「群知能」についてWikipediaを見ていると「蟻コロニー最適化」という言葉も見つけた。これは蟻が餌を見つけたときの動きをシミュレートするもので、徐々に蒸発する「フェロモン」などを用いる。そしてこの動きを使うと「理系の人が大好きな最適化問題」を解くことができるようだ。

今日の言葉:

  • 「群知能」
  • 「蟻コロニー最適化」