財布を盗まれた、夢を見た

今起きたばっかりなのでそのまま書く。

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高校の教室くらいの大きさの部屋で、そこにいる人たちがスクリーンか何かを見ている。

私もそれを見ようとその場に到着した。

高校生のバッグの生地に似た生地で作られた薄い手提げバッグを床に放り投げ、

その上に財布を放り投げた。

発表を聞いている時間は一瞬だった。

帰ろうとしていると、中学校の幼なじみヨシダミサコが私の空っぽの財布を黙って差し出した。

放り投げておいたバッグのところを見ると、財布はそこにはなかった。

ミサコに話を聞かなくても財布が取られて廊下に捨てられていたことは一瞬でイメージとして

理解できた。

財布を放り出し、ミサコに「ミサコ!これ持っといて!」といって俺は走り出した。

中学の上履きを履くところから外へ飛び出すと、

外は雨ですこし暗かった。

外に出た後、左方向に走っていくと、

雨の中、道路にできた川で財布を洗っている男が2人いた。

1人は大学で顔だけ知っているカッコイイが悪そうな男、

もう一人は中学校で見たことがある雰囲気を持っていたが詳しく見ていない。

彼らが持っている財布が自分のものでないことは見てわかった。

大学の男に「俺のサイフはしらないか?緑色のやつで、ラコステのものだ」と聞いた。

大学の男はもう一人を見た後、すこし考えた後、

「…君だと思うけど」と言った。

名前は忘れたがよくある苗字だったような気がする。

その男たちがあつまっているジャングルジムを縦長に引き延ばしたような場所に行った。

何人か男がいた。

…君は茶髪でロンゲで目はクリクリしているややイケメンだ。

彼も私も顔だけは知っている仲だ。

「…君」

…君が大きな、そして少し怯えた目でこちらを見た。

「…君、俺のサイフの中身を返してくれないか。

君たちのことは誰にも言わないから。

そのお金の使い道は決まっているし、、、大切な、ものだから」

…君は大きな、そして少しうるんだ目でこちらをまっすぐ見て、

2つ折りになったお金を差し出した。

飛び出した建物に戻った俺は、

ミサコの靴箱を探し、彼女がまだいることを確認したあと、

教室でみんなが映画を見ようとしているところに行った。

見た顔がちらほらある、いろいろなクラスが混ざっていることもわかった。

そこにミサコもいた気がする。

いなかったかもしれない。

とりあえずお金をかぞえた。

千円があって、五千円があって、千円があって、一万円があった。

合計は持っていたとおり、二万五千円だった。

3度ほど数えた。

スーパーの買い物をするとシールが貼られていく紙も2枚あった。

シールが三分の一ほど埋まっていて、

それだけで冷凍のポテトがもらえるが、とても小さかった。

ポイントをもう少し貯めたら何がもらえるだろう、

そう思ってスーパーのシールを貼っていく紙をもういちど見た。

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ここで夢は終了です。

夢なのでめちゃくちゃな内容ですが、夢なので。

なぜか「書きのこさないと!」と感じ、

起きてすぐ書いたのがこれです。

起きてすぐじゃないと書けなかった物語、

私の知らない私の何かの表れだと思うので、

それが何なのか、もう一度、いや何度も、読み返す気がする。