Amazonマーケットプレイスでの心遣い

今日も必要だと感じた本を中古で買った。購入ありがとうございますのメールが来た。

〜〜様
以前も当店「〜〜」をご利用いただき、
今回も〜〜ありがとうございます〜〜

という内容だった。中古で売っている店の名前なんて覚えていないけれども、こう言われると店の名前を覚えてしまう。そして今から届く本の状態が良かったら、その店にいい印象を持つだろう。

マーケットプレイスでは1円単位の競争が繰り広げられていて、早く売らないと新規参入が増えて値段が落ちていく。

もし今回利用した店が最安値より数円上だったとしても、私は今回のメールを送ってくれた店を選ぶ気がする。店としては、数円高くても売れるし、早く売りさばけることにより50円ほどの利益の差ができることだろう。

こういう店は何万冊も売っているだろうから、50円の積み重ねが大きなものとなる。ちょっと住所と名前をデータベース化して、何度も利用してくれるお客さんには自動メールを配信する。それだけで1年に数万、数十万変わってくる。

小さな親切、大きなお世話という言葉があるが、小さな親切、大きな利益となることもあるな、と思った。